美しい髪を保つための正しいヘアケア方法

女性なら誰しも綺麗な髪になりたいと思うのは当然だと思いますが、実は大半の方が間違った方法のケアをしているのです。

女性は髪質次第で見た目の印象が全く変わってしまうため、美しい髪をつくることが綺麗になる重要な要素になります。

そこで今回は美しい髪を作るための正しいケア方法を紹介していきますので、髪の手入れに悩んでいる方は参考にしてみて下さい。

美しい髪をつくるためのヘアケアの基本

私はサロンでの仕事を通して、たくさんの人の髪を見て、触れてきました。

最近ではヘアケアの意識が高くなり、ヘアケアにお金や時間をかけている方も多くなりましたが、ダメージで悩んでる人に話を伺ってみるとシャンプーやブローの仕方が間違ってるケースが意外なことにとても多いのです。

トリートメントに関しても、よくわからないまま流行りのものを使っているという声をよく聞きます。

ヘアプロダクトやケア方法など新しいものに飛びつく気持ちはわかりますが、その前に毎日のヘアケアの習慣を見直して、やみくもにお金をかけるよりも、まずケアの基本を知ることが大切です。

高額なトリートメントを使うよりも、正しく乾かすことが 美しい髪への近道

ドライヤーは髪に悪いと言うのは誤解で、髪が濡れている状態が最も髪が痛む原因になります。

「ドライヤーの熱で髪が傷むから自然感想にしています。」という方が多くいらっしゃいますが、確かに高温で長時間熱を加えるのは髪に良くありませんが、半乾きに濡れたままの方が髪にとってはもっと良くありません。

通常、髪の水分量は10～15%ですが、髪が濡れているとキューティクルが開き、そのまま放置していると水を吸いすぎて髪が膨れ上がってしまいます。

そして、髪を乾かさないで寝てしまうということは、自らパサパサの髪を作り出しているようなものです。髪の健康を考えるならきちんと乾かし、キューティクルを閉じてから寝るようにしましょう。

髪を痛めない髪の乾かし方

ドライヤーで髪を乾かす時のポイントは「上から下へ」と「斜め45度」の2つです。

これを守れば自然乾燥よりもキューティクルが整い、髪へのダメージも少なくなりますただ乾かすのではなく、ブローもヘアケアの一部という意識を持つようにしましょう。

1.根元をしっかり乾かす

まずは根元から乾かすのが正解です。

根元を指でかき揚げ、空気を入れながら乾かします。根元の水分を下に落とす感じで手を動かしましょう。

2.髪に対して上から斜め45度に

根元が乾いてきたら次は上から斜め45度にドライヤーの風を当てます。

キューティクルは根元から毛先に向かって重なっているので、その流れに沿ってドライヤーを当てるのが髪を傷めないブローの秘訣です。

3.毛先はくるんと内巻きに

猫の手のようなイメージで内側から手でコーミングしながら、毛先を落ち着かせます。この時も絶対に下から風邪を送らないことです。風の流れは必ず上から下です。

※コーミングとは、櫛(くし)で髪をとかすこと。

あなたは大丈夫ですか？間違いだらけのブローの仕方

こんなブローの仕方をしていませんか？もしこのような方法で髪を乾かしているようであれば、今日から正しいブローのやり方に変えましょう。

【間違い1】真横から風を当てる

真横からドライヤーの風を当ててても、この角度では風が下に流れないので乾きが遅くなります。

根元以外は上から斜め45度に風を当てるように！

【間違い2】毛先ばかりを乾かしすぎ

毛先は髪の中でも最も傷みやすい部分のため、毛先に熱を与えすぎるとキューティクルが整わず、髪がまとまりにくくなります。

また、髪が濡れている状態でのお風呂の時間はできるだけ短くしましょう。

【間違い3】1ヶ所に長時間熱風を当てる

ドライヤーの風を1ヶ所に2秒以上当てないように注意しましょう。

まずは根元をしっかり乾かし、8割以上乾いたら毛先は少し湿っている状態でブローをしていきましょう。